車を運転される方は、任意保険に入っていると思います。「自賠責保険(強制保険)」だけでは保障が足りないからです。事故や損害のリスクが心配ですが、保険料も気になりますね。筆者は長年車両保険に入っていましたが、今回初めて、車両保険を辞めてみました。幸い事故などなく、保険を使う機会はありませんでしたが、なぜ車両保険をやめたのか、今まで払った保険料や、今後のリスクへの備えについて、詳しく解説していきます。
そもそも、保険とは
保険には多くの種類がありますが、筆者は生命保険・車両保険・学資保険は不要と考えるようになりました。しかし、20年ほどずっと真逆の価値観の筆者でした。お金の勉強を進めるにつれて、必要ないということに気付き、保険会社の利益が大きく、保険商品のほとんどは割高なものとなっているのです。
それでも必要な保険がある
筆者が必要ないと考える保険は「自分の貯蓄で備えられるもの」です。車の保険の「対人対物」補償は、万が一の時何千何億円という賠償が発生した場合、当然貯蓄では補えません。しかし、自分の車をぶつけた場合の修理費は数万円~数十万円、万が一廃車になって新車を買いなおしたとしても、筆者の場合200万円程度なので、貯蓄で備えることができます。(もちろん、気楽に払える金額ではありませんが)たとえば、車両保険の費用を削った分、自身への人身傷害保険(自分や同乗者の怪我の補償)を手厚くする方がよいのかもしれませんね。
保険ビンボーにならないために
万が一の損失に備えるために保険に加入しているのに、高額な保険料で苦しんでいる人をみかけます、自身の経済的状況やリスク許容度を考慮して、損失の大きさとリスクを評価しましょう。損失が大きく、かつリスクが少ない場合は、「貯蓄で備える」事を検討してみてはいかがでしょうか?
20年間車両保険に入っていた
筆者は、生命保険と同様に「車両保険には入るのが当たり前」だと思い込んでいました。仮に1年分の車両保険金額が2万円だとしたら、20年間、合計40万円車両保険料を払い続けたことになります。車は常に新車で買っていましたが、事故は1度もなく、保険を使うこともありませんでした。
自分で判断することが大切です
保険は前払いか後払いかの違いなのかもしれません。車両保険を入らない選択をする場合は、万が一の場合に備えて「車両保険入ったつもり貯金」をしてみましょう。NISAなどで積み立てておくのもいいかもしれません。売りたい保険会社のセールストークに引っかからずに、自分で掴みに行けるのが理想ですね。
まとめ
今回、筆者は車両保険を外してみましたが、このことでより一層、安全運転を心がけ、時間に余裕をもった行動を意識するようになりました。適切な補償額の選択は、自動車保険の重要なポイントです。自分の状況に合った補償額を選ぶことで、安心してドライブを楽しむことができます。
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