生活防衛資金(シングルマザーの実例)

お金と時間

投資を始める前に貯金を…その前に…

最初の貯金は、生活防衛資金を

みなさん、貯金をしていますか?投資をしていますか?日本はまだまだ投資をしている方が少なく、現金資産を持っている方が多いようです。投資をこれからスタートする前に確認してもらいたいのが「生活防衛資金」についてです。

生活防衛資金とは…
予期せぬ出費や、万が一働けない事態が発生した場合に、備えるための資金のことです。
例えば、私たちが生活する上で、突然の病気やケガといったリスクはつきものです。当面の暮らしを維持していくために備えておきましょう。具体的には3~6か月分の生活費を、と言われています。

1. 計算方法

一概に生活防衛資金を、いくら用意すればいいのかは、人ぞれぞれで決められません。一人暮らし、家族構成などにより、毎月の生活費が様々だからです。まずは自分の家計を見直して、毎月の支出を把握し、1ヵ月の生活費を計算してみてください。

2. シングルマザーの場合(中学生と高校生の子ども)

ざっくりですが筆者の場合を紹介します。

家賃 駐車場¥80,000
水道光熱費¥10,000
ガソリン¥5,000
携帯3人分¥5,000
食費¥40,000
雑費¥30,000
合計¥170,000

左の表は、かなりざっくりですが、筆者の場合1ヵ月の生活費は17万円となります。今年は、子どもたちの教育費が増えることを想定して、+3万多く見積もり、20万円で計算します。

20万×6か月=120万円が筆者の生活防衛資金

今年は受験生を抱えているため、生活防衛資金はもう少し多くてもいいかもしれませんね。ここを3か月で計算するのか、子どもがいるかいないか、などによってリスクに対してどれだけ備えるかは、個人差がとても大きいと思います。

3. 自分で計算しても不安な場合

心配性な方は、ファイナンシャルプランナー(FP)に相談をするのがおすすめです。FPは多くの人のライフプランニングを設計しているため、経験からの有益なアドバイスをしてもらえるでしょう。

4. 次のステップは「ローンの返済」

生活防衛資金もたまったし、さあ投資!と思った方、ちょっと待ってください。抱えている「借金」はありませんか?投資を始める前に、まずは借金の返済を優先してください。

意外と意識が低いようですが、「借金なんてしてない!」と思っていても、住宅ローン、カーローン、携帯の分割払い、クレジットカードのリボ払い、奨学金など、これらもすべて借金であることを自覚していただきたいのです。住宅ローンに関しては、金額が大きすぎるので仕方ないとしても、その他の借金の返済を優先してから、投資をはじめてくださいね。

5.適度な見直しを

筆者は幸い負債はなく、生活防衛資金を貯めて投資をスタートすることができました。今年は子ども達の学費に大きく資産の減少などがあるかもしれません。子どもの成長や環境の変化によって、生活防衛資金の金額にも変化があります。近々、まとまった出費に対する準備も具体的な計算をして、備えていきたいと思っています。お

まとめ

シングルマザーは、このような家計管理、資産管理を一人で行うため、大変なこともあるかもしれません。しかし、しっかり計画をして準備をすれば大丈夫!家計管理のバランスを取りながら、笑顔で前向きに生活しましょう。

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