筆者は離婚の翌年、新車を買いました。小さな二人乗りのオープンカーです。周囲からは「なぜ?」と言われたり、実母からも、せめて4人乗りの軽自動車にすればいいのに、と言われました。
自分の人生を生きる
このような考え方は、特殊な例かもしれません。しかし筆者にとってはとても大切な事でした。3人で出かけるときどうするの?とよく聞かれますが、すぐ近くにレンタカーもあるし、電車でのお出かけも可能です。子供たちが大きくなった今、週末のたびに3人で車に乗って出かける事はほとんどないため、結果何も問題ありませんでした。今のところ、3人での遠出の時は電車を利用しています。近場にご飯を食べに行くときは、高校生の息子はスクーターで来てくれます。離婚後の私の生活を知る元夫から「ずるい」と言われました。低所得のシングルマザーにとって、確かに贅沢をしている部分があるのは理解しています。
「ずるい」と言われる理由
- 毎日のジム通い
- 毎月のネイル
- 新車の購入(趣味性の高い二人乗りオープンカー)
- バイク3台(2台は50cc、1台は新車の中型バイク)
欲しい車やバイクを買い、自由過ぎるといえば、確かにそうなのかもしれません。
元夫は浪費家
収入は、圧倒的に私の方が少ないのですが、元夫は浪費家で貯金実績もなく、自営業なのに節税はしません。そして、養育費は一切払わないと言う元夫。何とか頼み込み、学費を折半することになりましたが息子分は元夫、娘は私が負担することに。(息子は高校希望、娘は医療系4大を希望)世の父親の多くは、なぜ離婚後、子どもの為に「お金だせない」「時間もない」というのでしょうか。母親は、どんなに多忙でも、子ども達のためにお金も時間も、臓器さえも惜しまないでしょう。
筆者は離婚時に元夫との生活で一生懸命貯めた貯蓄をすべて置いて、固定資産(家)も放棄しました。代わりに、子ども達用に貯めた教育資金200万を預かり、筆者がパートで貯めたお金を、離婚当時の引っ越し費用に充てました。
一般的である必要はない
低所得でも、計画的に家計管理をするのは得意な筆者。車の購入など、ローンを組むことはしませんし、一時的に貯蓄率が下がったかもしれませんが、現在も順調に資産形成を進めています。たった一度の自分の人生、シングルマザーでもメリハリをもって生きていくというのが筆者の思いなのです。自分の幸せを追求することは決してずるいことではありません。
自分のレベルアップをする
自分の幸せばかり追求して、家計管理に悪影響を及ぼすのあれば、筆者のような行動は推奨できません。筆者は今の生活を維持するために、年収アップに取り組んだり、金融の勉強をし、節税、投資など、豊かな生活に向けて今でも学びを継続中です。そういった努力があってこそ、今があるのだと思っています。
資産はまだまだ子供たちの教育資金を考えると足りず、今後もコツコツと努力を重ねて行こうと思います。
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