どんな穏やかな人でも、時には自分の周りの状況や人々にイライラしたり、ストレスを感じることがありますよね。筆者は過去に、ベストセラー本の「七つの習慣」を読んで、考え方を変えました。問題は自分にある、という考え方を実践することで、自分の行動や考え方を変えることができ、周りの環境や人々との関係もポジティブに変わっていきました。
うまくいかない原因は、他人や状況?
人間関係や仕事の、環境にストレスを感じるとき、誰しも他人や状況を責めたり、変えようとすることがありますよね。しかし、そのような考え方では問題は解決しません。むしろ、自分の成長や幸せにマイナスの影響を与えてしまうかもしれません。
『7つの習慣』で、環境や他人を変えるのではなく、「自分が変わることで、周囲を変えていく!」つまり、自分の人格、人間性を磨いていこう!ということを学びました。他人を変えるのはとても難しいのです。
自分はこう思うのに、相手が同じように思ってくれない!理解されない! そんなストレスを感じたことが、誰しも1度はあるのではないでしょうか。しかし、「相手と考えが違って当たり前」という前提で、その状況で自分が一番居心地のよくなる選択肢や行動を選べばいいのです。自然とその行動ができてくると、自分へのストレスもかなり減るでしょう。
「離婚」を選んだのは自分
筆者が離婚を考えた原因の一つでもある、元夫との関係の中にも、このことが大きく関わっていました。金銭的価値観など、性格の違いが露呈する日々の中で、時に元夫に対してイライラしたり、モヤモヤしたりストレスを抱えることが多かったのです。幾度と話し合いもしましたが、解決することはなく離婚するという「行動」を選んだのは筆者です。また、職場環境に不満を持つ方も多いと思いますが、その職場を選んだのは「自分」であるということを忘れてはいけません。筆者も何度か転職を経験しています。他人や状況を責めるのではなく、自分の行動や考え方に目を向け、どう改善できるかを考えることが重要です。自分自身の成長に焦点を当てることで、問題解決に向けたポジティブなステップを踏むことができます。
環境や人々が変わらないと不満を感じる
周りの環境や人々が自分の期待に応えないことに不満を感じることがあります。しかし、それらを変えることは容易ではありませんし、自分がその環境は人々を選んでいることを、忘れてはいけません。
元夫は常に「国が悪い」「出会った人たちが悪い」「社会が悪い」といって、自分の理想の中にいる人でした。確かに、置かれている環境に問題があるのは事実かもしれません。しかし、ずっと文句を言って行動しないでいると、自分も永遠にストレスから解放されません。そうした考え方は問題解決には繋がらず、むしろ悪循環を生み出し、最も残念なのは本人が全くそのことに気付かない事なのです。
自分から変化を起こそう!
環境や人々が変わらないとき、まずは自分から変化を起こすことが大切です。筆者の場合で言うと、離婚や転職がそれでした。また今置かれている状況の中で、最大限自分が幸せになれる選択肢を探しました。自らがポジティブな変化を示すことで、周りの環境や人々も変わっていく可能性が高まります。自分の行動や態度を変えることで、周りの人々に良い影響を与え、良いサイクルを生み出すことができます。
まとめ:自分を変えて周りも変わる!
自己成長の秘訣は、他人や状況を責めるのではなく、まずは自分自身の成長に焦点を当てることです。問題は自分にあるという考え方を受け入れ、自らの行動や考え方を改善する努力をすることで、周りの環境や人々との関係もポジティブに変化していきます。自分を変えることで、周りの世界も変わるのです!
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